2015-01-01から1年間の記事一覧

14夜の月と環境会議準備会

先日、苓北の哲ちゃんが来て、キュウリと米と環境会議の準備会の案内チラシを置いていった。ぼくの仕事は看板の数字の書き換え。 去年31回目だったのが、今年は32回となる。日付が去年の7月12日、13日が、11,12と変わる。これが2枚セットで道…

福岡高裁当日

雨が気がかりだった。 朝の予報から、熊本から福岡にかけては合計200mmくらいの雨量になるだろうと覚悟していた。ところが、天草の出発時から雨はほとんど止んでいた。途中の高速でも霧雨がフロントガラスを濡らす程度。しかし、空は真っ黒だ。「雨だった…

福岡高裁5回目

弱い雨が相変わらず降り続いている。 梅雨前線が南に下がっているせいで、この時間、奄美や屋久島、種子島が豪雨にさらされている。 明日から梅雨前線は少しづつ北上する。したがって九州中部では、明日から明後日にかけてもう一度大雨のピークを迎えそうだ…

重機投入

先日の大雨で崩れた裏山の土砂を除くために小型の重機が来た。 さすがに重機、1時間ほどで大まかな土砂は取り除いた。それにしても感心したのは、桐建設の従業員の連携プレイだ。 この日、2台の重機とダンプが一台、それと4人の従業員で桐建設は現れた。 …

大雨

朝から雨の音と水の流れる音で起こされた。 時間雨量50mmというのは、これほどのものか。 水が流れているのは川ではなく、山道。普段は水があるかないかの沢も今朝はこの通り。この雨で、裏山が少々崩れた。明日から土の運び出しをしなくてはならない。…

梅雨入りしたとはいえ

一昨日が雨で、それも激しい雨で、昨日は快晴。で、今日はまた、朝から雨が降っている。 鬱陶しい天気は7月初旬まで続く。こんな中、今年最初のトケイソウとクチナシの花が開いた。 花をつけたハーブには、モンシロチョウ。さて、どんな夏が来ますか。

カエルと虚空蔵菩薩

庭にカエルがいた。 えらく悟った顔をしている。 「おぬし、ただものではないな」と聞いてみた。 カエルは答えた。 「虚空蔵菩薩、それがおれの真の名だ」 「虚空蔵菩薩といったら無限の智恵と慈悲の菩薩じゃないか」 「さよう」 「それがなんでまたカエルの…

十日月

月が次第に膨らみ始めると、なぜか見ている方も幸せな気分になる。明日の午後からは、雨の予報。明後日の午前中にかけて降り続く。満月を待つ大二の話を思い出した。2年前の話だ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・『お月さんの復権』 こんばん…

半分の月

やっと半分の月にまで回復した。16,17日と自然観察会とシンポジュムがあったが、どこか違和感が残ったままだった。 その違和感と憂鬱さを抱えたまま、次の週の日曜日には、フリーランスのジャーナリストの常岡浩介氏の講演会があった。 常岡氏は天草とは対…

桃太郎症候群

漫才『桃太郎症候群』⑴ 「昔話の桃太郎の話は知ってはるわな」 「おう、知っとるわい。子どもの時分にずいぶん聞かされた」 「それじゃ、桃太郎の歌も知ってはりますか?」 「おう、知っとる。♪お腰につけた黍(きび)団子、一つわたしに下さいな…、だろう?…

古江岳

写真で見えている海がどこかと問題になった。 事の発端は、今度の土曜日の「自然観察会」の案内チラシを作っていた笠井さんが、「古江大神宮から見える羊角湾」と説明書きを入れたことから始まる。それはちがう、とすぐにメールで反論が来た。ところが、その…

倉岳山頂

どうもこのところ山に縁があるようだ。 5月1日には、『森と川と海の観察会』の下見に古江岳に登った。 で、今日はパトロールを兼ねて栖本へ。小ヶ倉観音から5キロほど山道を登ると倉岳の山頂につく。標高682m、天草の最高峰だ。 海を眺めていたら昔書…

落ち葉の季節

照葉樹は4月から5月にかけて落葉する。 新芽が出て、その役割を終えた古い葉が落ちる。 自然の完璧なサイクルだと思う。 いつも感心するのはタンポポの完璧さだ。 この球形の完璧さはどうだ。 思うに人間の不完全さの原因は、不信にあるのではないか。 隣人…

春霞

写真は山から見た栖本町とその沖合。空には薄い雲がかかっていて、遠くは夢の中の景色のように境界が薄れている。遠くをトンビが飛んでいた。トンビの写真を撮る。その時、トンビのはるか後方に不思議なものが浮いているのを見つけた。 パラグライダーだ。近…

新緑は虫たちの季節

新緑がまぶしい季節になった。 このタラの芽は2回目の芽立ち。 見慣れない花もある。 こんな中、虫たちが動き回る。 トンボも出てきた。 花にはミツバチ。

控訴審四回目(福岡)

控訴審は、昨年の8月、11月、今年に入って2月とあり、今回の4月が4回目になる。雨の予報だった。熊本は午前で止むことになっていたが、福岡は午後まで降り続く予報だ。 10時半に天草を出発。公判は午後3時半から。その前の3時から門前集会の予定。高速を走る…

ツツジの花のテンプラ

ツツジの花を見ていたら、これは食えるのではないかと思えてきた。見て楽しむばかりではなく、食べても楽しむ。 やらずばなるまいと思えてきた。毒見に花の一つをちぎって口に入れた。ほのかな甘い香りが広がる。これはいける、と確信した。ツツジのほかに柿…

春の花2

桜が散り、スミレもその盛りを過ぎ、水仙も萎れた。 そんな中、キランソウが鮮やかな紫の花を咲かせている。他にも白や黄色のいろんな花が新しく咲きだした。 春というより、初夏といった方がふさわしい気もする。 しかし、昨日、今日と寒い。関東では雪が降…

お寺で朗読(龍ヶ岳)

雨模様の一日。倉岳の山頂は霧に隠れている。 本渡から龍ヶ岳まで車でおよそ一時間。倉岳は、その中間点あたり。 倉岳から龍ヶ岳までは、曲がりくねった山道が続く。 「27のカーブがあっとですよ」と地元の女性。「いえね。以前に本渡から龍ヶ岳の中学校まで…

山の中の観音像

雨と雨の間の奇跡的に晴れた一日。夕方には風が吹いてきて、夜には雨が降りだしたから、どれほど奇跡的だったかが分かる。この日、小ヶ倉観音の周辺を「パトロール」することになっていた。先月の初めに山の中に看板を建てたところだ。実はここで発見された…

新緑の季節

山の家では季節の移り変わりが肌で実感できる。 山桜が咲き、新しい命が芽吹く。 ネコたちも、春の到来を感じているようで、今日はほとんど表にいた。 春は、命について思う。

トンビと昼飯

たまには海を見ながら昼飯を食おうと本渡港まで行った。ぼくは、おにぎりとから揚げの包みを開いた。 一羽のトンビが空高く飛んでいて、空も海も、全体が春の陽気に包まれている。 ところが、トンビは、旋回しながら高度を下げてくるではないか。車のすぐ上…

羊角湾干潟調査

羊角湾の干潟は広い。とんでもなく広い。ウミニナの調査研究で、元名古屋大学教授の大沢さんが羊角湾に来た。 ウミニナ?それはこんなもの。 「中部日本から瀬戸内海にかけては、ほぼ壊滅状態です。九州へ入って福岡あたりにわずかに生き残っています」それ…

映画『ダムネイション』を見る

http://damnationfilm.net/球磨川では、荒瀬ダム撤去が進んでいる。その現場でもある八代市坂本の公民館で『ダムネイション』の上映会があった。観衆は50人くらいか。 「照明を落とすと、暖房も消えてしまいます。古い公民館なので、すみません。少々寒いか…

小さな花

三月に入って、畑にいろんな花が咲き始めた。正直、作物よりも花を見ている方が楽しい。 明日は3月11日。東北震災と原発事故から丸4年が経つ。

山の中の看板

退職してから、在職中にもまして自然観察と保護を専門とするようになった友人から看板を依頼された。 山の中に観音堂があって、近くに小さな渓谷がある。この渓谷を中心にして100メートル四方に写真のような看板を3つ建てた。 看板を建て終る頃、 「観音堂の…

スミレ

スミレは孤独だ 荒れ地に根付き 春に 一輪の花をささげる だれに? おそらく 創造主たる神に孤独であることと スミレがスミレの生を生きることは 当然の糸でつながっている スミレは孤独の中にあって 満ち足りている だれもスミレの幸せを奪うことはできない…

山里の春

季節が目に見える形で動き始めた。2月も今日で終わり。 太陽の光に少しづつ力がみなぎるようになり、春はそこまで来ているのを実感する。 カラスノエンドウは、あちこちに顔を出し、伸び上がり、旺盛でしぶとい生命を誇示する。 ヨモギは、もう少し。今週に…

炭になる(2)

炭になる わたしを含め 自然界に存在するものは 様々な元素から成り立つ 炭になるとは 余計な元素を捨て去ることだ 水素も酸素も窒素も 捨てること 不純物として そうして初めて 炭素という元素だけが残る

炭になる

火鉢を使い始めたら炭が必要になった。 ホームセンターでおが屑を集めて作ったという「オガタン」なるものを買っているが、10キロ2000円と安くはない。樫炭などは、5キロ2000円だ。 10キロ2000円のオガタンがどれくらい持つかというと、およそ、2週間だ。こ…