2021-01-01から1年間の記事一覧

小さな狩人

トカゲとジャミ ネコたちは動くものに興味を示し、片っ端から捕まえようとするし、実際、捕まえる。 蝶やトンボ、コガネムシなど生きて動いているものなら何でもありだ。 獲物を狙うチャップ 夏の空と普賢岳 7月に入った。東京オリンピックも秒読みの段階に…

曇天

まったく、近頃、太陽を見ることが少なくなってしまった。 雨は降ったり、止んだりで憂鬱このうえない。 牧水が歌ったのもこんな時期だったのだろう。 降るべくは降れ 照るべくは照りいでよ 今日の曇りは我を狂わしむ 大江で塩づくりをしていた「まっちゃん…

ネコの子どもたち

タヌキネコの子どもが、満開のドクダミの花の香りに誘われるようにやっと出てきた。 まもなく生まれてから2カ月になる。 タヌキネコの子ども1 どういうわけか、タヌキネコは玄関先でおっぱいを飲ませている。 おっぱいを飲む子ネコたち 赤、白、三毛と子ネ…

ヤモリ見参

ヤモリ 今年は、桜の開花が全国的にも異常に早かった。 今日は4月3日。表にしばらくいると汗ばむくらいだ。山の木々も新緑におおわれてきた。すでに春ではなく、初夏と呼ぶのがふさわしいようだ。 楠の新緑

40回目の頌徳祭

満開の桜と頌徳碑 今年が40回ということは、第1回は1981年ということだろう。 娘が生まれたのが、1978年。それから一年くらい経ったころだったか、当時住んでいた埼玉の公団住宅で、天草の苓北火電建設反対運動の中心だった松本豊秋さんのハンス…

タヌキネコ

イワウメの花 タヌキネコ このネコ、エサをねだりにやってくる。お腹が大きい。出産の日が迫っているように見える。 ある夜、タヌキのエサ場のあたりで初めて見かけた。懐中電灯で見て、小さいタヌキと思っていた。翌日の昼間に再び現れた。そこで初めてネコ…

春に

3・11から10年が経った。 春は、巡る。 わたしたちは記憶し続けねばならない。 同じ時間を生きたものとしての記憶。 タラの芽 春霞の普賢岳と海の道 お日さまが一番

ブッチのケガ

ブッチが後ろ足を引きずって帰ってきた。ほぼ一週間ぶりだ。 後ろ足は以前から痛めていた。それが少しづつだが、回復しているようだった。しかし、今回、かなりの重症に見える。 ブッチは三本の脚で歩いている。一本は宙に浮かせたままだ。 雄ネコの本能です…

このごろ

椅子占拠 風呂に入っていて今日が2月の最後の日だ、と気づいた。 で、シャンプーすることにした。この前のシャンプーは、多分2月の初めのころだったように思う。半ばころに、「つまんでチョキン」のカットをした。 1月の終わりに大腸検査をした。去年の検…

それぞれの成人式

雪の朝 強い冬型の気圧配置のせいで、天草でも昨日から冷え込み雪になった。 こんな中、アカは昨日の昼間に帰ってきたが、ホシが正月からまだ帰らない。もう、10日になる。 生まれたのが去年の2月の初めだったから、まもなく満一歳になる。体つきはすでに親…

牧水の歌

冬の雲仙普賢岳と湯島 年末から妙に若山牧水を思い出していた。 牧水は、宮崎生まれで延岡中学を経て早稲田へと進む。 ぼくが初めて牧水を知ったのは高校生のころで、教科書に載っていたいくつかの短歌に鮮烈な印象を受けた。 記憶のままに書き出してみる。 …