2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧

ぼくの読書遍歴2

さて、小学校3年生になった。 1・2年生は、担任は水野先生だったことは書いた。3年生は、野崎先生というまだ若い男の先生だ。この先生の言葉でも憶えているものがある。「みんな、風呂に入った時に体はどうやって洗っている?例えば、この腕だけど、こう…

クルマが変わった

最初に車を買ったのは、埼玉にいたころで、川越街道沿いの車の修理屋さんだった。35年くらい前のことだ。軽のワゴン車で、当時、8万円だったと記憶している。それ以来、何度も車は変わったが、どれもワゴンタイプだった。今回初めて乗用車タイプになった。理…

フガの生涯

フガとは風雅のことだ。しかし、現在の天草でフガと言えば、変人というくらいの意味でしかない。今日の食い物をどうしようかと思案しているのに、月を愛で、梢で囀る小鳥を愛でる人は、フガでしかない。千年の月日は、風雅をフガに変えてしまった。 彼は、地…

ミッケ

この三毛猫、この秋くらいから顔を見せるようになった。 腹がすいたと玄関先でミヤァミヤァ鳴く。チビスケの残したものや残飯など、なんでも食べる。顔は、写真のとおり、あまり可愛くはない。ぼくは「ミッケ」と呼ぶことにした。問題は、人見知り、ネコ見知…

ぼくの読書遍歴

ぼくの読書始めといったら、小学校1年生にまでさかのぼる。水野先生という、当時30代後半くらいの女性教師が担任だった。 彼女は教科の合間に、よく本を読んでくれた。そして、そのほとんどは推理小説だった。多かったのが、江戸川乱歩。ぼくは、話の続き…

ドシ(友達)ということ

天草で、ぼくの父親世代は、友達のことをドシという。ちなみに父は、大正11年の生まれだ。今生きていたら、97歳ということになるが、12年前に亡くなった。 父親の口から幾度となく「ドシ」という言葉を聞いた。聞くうちに、ドシの語源は「同志」ではな…