縄文遺跡から貝塚が消えたわけ


縄文の時代、確かに人は貝をよく食っていた。
貝塚は、縄文時代の証しのようにいわれる。だが、縄文の途中で貝塚は消える。
なぜか。
海の民がいて、山の民がいた。海の民の交易の品物は、ずっと貝だった。
ところがある日、貝を茹でている壺の底に白い結晶ができていた。塩ができたのだ。
貝よりもこっちの方が山の民には喜ばれる。
それ以来、貝塚は消えた。


大江のまっちゃんが、塩を焚きながらした話だ。