引っ越し一日目


今月いっぱいで引っ越しを完了することになっている。
今日はその初日。
途中にある大家である桐建設さんの事務所による。鍵をもらうことと契約書を作ることが主な目的。運よく社長がいた。
「昨日、畳を入れましたもん」とのこと。「カギは付けっ放しにして、窓は全部開いております」

六畳二間の畳が新しい。最初見た時とイメージが全く違う。一気に明るくなった。
その向こうの小さな部屋は、カミさんと僕とがそれぞれ使うことにして、玄関わきの部屋は「居候くん」の部屋。



およそ一週間前に古くなった湯沸し器は取り外して、新品の給湯器がついていた。
「新しく洗面台を付けときましたから」
「流しはやっぱり新しくしました」
「あ、流しの上のガスコンロは使ってください」



まだある。
カミさんが畑をやりたいといったものだから、ユンボで整地して畑の土を入れてくれた。軽のダンプで何回も運んで。
これが畑となるところ。

それから、やはり水は美味しい。かろやかでやさしい味だ。140メートルのボーリングだけのことはある。
明日は引っ越し二日目。うちの引っ越しは十日目まであるのだ。