頌徳祭 2014

久々の苓北。快晴だが、風は冷たい。
33回目の頌徳祭。松本豊秋さんがハンガーストライキ中に亡くなってから35年が経つ。

「頌徳之碑」の下段にはこう彫られている。

「一命を賭して
 郷土を
 死守された
 威徳を偲び
 偉業を
 後世に
 語り継ぎ
 守護神として
 ここに祀る」

以来、33回の春を迎えた。
「去年はもうちょっと、桜が咲いとったばって、今年はちぃっと遅かぞ」

桜は一分咲きくらいか。

代表は間もなく82歳になる。車の乗り降りも難儀する。34回目の頌徳祭は、神のみぞ知る。

町民の会の事務所には、相変わらず食べきれないほどの料理が並ぶ。

事務所の裏には、ハマダイコンの花が風に揺れる。