年賀状2014年


実はまだ何も考えていない。

今までトンボを作っていた。
バランストンボは名前がよくないので、「おはようトンボ」と呼ぶことに決めた。
勝手に決めた。
「ただいまトンボ」や「おやすみトンボ」の候補もあったが、やはり「おはようでしょう」とささやく声がして、決定。

このトンボ、先日植村先生にあげたら、トンボの写真を年賀状に使ってもいいかな、と電話があった。
「どうぞ、使ってやってください」と言ったら、翌日、下の写真を持ってきた。

「影ができないように撮るのに苦労したよ」
さすがにこだわる植村先生だ。




植村先生は、ぼくの高校の時の国語の先生だった「植村先生」の子どもです。大阪大学大学院助教授という肩書で退職して今年77歳になったと思います。
最近の植村先生を見ていて、宇井純さんからぼくが最後に聞いた言葉、「満身創痍ですよ」を思い出す。


世代は連続しているのか?
先代が獲得した「知」は、継承されているのか?

2013年も終わろうとするときに思います。