2008-12-25 ごめんなさいをいいたくて。 詩 そっと玄関を開ける いつものあなたの靴 わざとカバンをぶつけたりしてあなたは台所でひとり ジャガイモの皮をむいている「コロッケつくるから あなたは玉ネギきざんで」玉ネギは目にしみて きざんだ玉ネギにあふれる「今日はしょっぱいコロッケになりそうだ」 いじわるなあなたは わたしを見て 微笑む