てっぺんと、とっぺん


天草の言い方で、「てっぺん」と「とっぺん」というものがある。
この二つの言い方は、地域間での違いだろうくらいにしか思っていなかった。
でも、待てよ、と最近思い始めている。
「てっぺん」とは、垂直方向の最も高いところを意味する。山なら山頂だし、家なら屋根の上。樹木ならこずえの最も高いところだ。
それに対して、「とっぺん」とは水平方向をいうのではないか、と最近思い始めている。
例えば、海の中に突き出た岬の先端などがそうだ。

写真は冬空の雲仙普賢岳と湯島。