六月から七月へ




六月と七月の間には、大きな川がある錯覚があって、月末になっても七月が来るのは、「まだ、先のことだ」と思ってしまう。
しかし、そう錯覚していているのは僕だけのようで、みんなは七月の予定を思いえがいて、準備をしている。

昨日、苓北で環境会議の準備会があった。

三月の「頌徳祭」以来、久々に懐かしい顔と会った。


環境会議は今年31回目を迎える。
31年前、若々しい30代だった青年が60代になった。てっちゃんも去年あたりから膝が痛いと言い出した。田嶋さんも去年、悪性リンパ腫と診断された。みんな歳をとっていく。

今年のテーマは「進む海の汚染」。

記念講演は、『川内原発の現状』と題して「反原発かごしまネット」代表の向原さん。
それから、「原発事故後の福島、今、何が起きているのか」を熊本学園大学の中地さん。
もう一つ、「原発被害者の分断と福祉的課題」について、東京経済大学の尾崎さん。
まだある。チェルノブイリ原発事故をNHKディレクターとして取材した馬場朝子さんの「チェルノブイリ原発事故がもたらしたもの」。
しめくくりが、一橋大学の山下さんの「再生可能エネルギーを利用した地域自立の可能性」。

頭がくらくらしそうな内容です。

くらくらの花の写真。