コノシロ


近くのスーパーで一匹59円のコノシロを5匹買ってきて刺身にした。大皿いっぱいの刺身だが、うち(三人)はこれくらいの量、一回で食べてしまう。今日のお昼は、このほかに栗ごはん、もやしと油揚げの味噌汁、おばあちゃん作の大豆の煮豆。

それにしても、スーパーに行くのが億劫になってくる。魚売り場にしても、地元産の魚は全体の三分の一くらいで、サンマやサケの切り身、東南アジア産のエビが並ぶ。

海の汚染は拡大し続ける。海洋汚染シュミレーションでは、ほぼ5年で日本の近海は汚染され尽くす。現在原発事故から2年半だから、残り2年半しかない。
安倍の汚染水ブロック発言は、たちの悪いブラックジョークでしかない。

つまり、天草のコノシロが食べられるのは、あと何年なのかと問わなくてはいけない。
しかし、だれも答えない。ならば、自分で答えを探すしかない。2011年3月以降、私たちが置かれている状況は、実際相当に過酷なのだ。
生き延びるために情報を集めることだ。
夜を照らす満月のようにも透明な意識と命に対しての自覚が求められている。