名前決定

カミさんがはねた子猫の名前が決まった。いや、決めた。
H・ヘッセの『車輪の下』の主人公はデミアンとばかり思っていたら、マイミクさんからハンスだよと指摘されて改めて仕切り直し。
結局、デミ→アン→アンちゃん→カッちゃん→ニイちゃんときて、「ニイちゃん」に落ちついた。
アンちゃんでいいと思っていたら、カミさんがぼくを呼ぶときが「アンちゃん」なのだ。紛らわしいからやめてくれという。マイミクさんからは、ドイツ語で猫はカッチャンだから「カッちゃん」はどうかと提案があった。これも捨てきれずにいた時、そっか、と思った。アンちゃんは漢字で書くと「兄ちゃん」で、これはそのままニイちゃんとも読むじゃないか。よし、これでいこう。
ところで、当のニイちゃんは車での生活が三週間目をむかえる。「ネコは家に付く」といわれるが、ニイちゃんは車を家と思っているらしい。たまの晴れ間、外へ出すと不安な顔をして、すぐに車へ戻ってしまう。
それでも今日、外の世界への興味を始めて見せた。車から一歩を踏み出した。



ほんとは家の中に入れたいのだが、家では、わがままでやりたい放題に育った気位の高いチビスケが過剰反応する。
そのチビスケのまるでお見合い写真のようなポートレート。↓


相変わらず水道の蛇口から水を飲むし、トイレは、二つあるネコトイレで大と小を完璧に使い分けている。
さて、ニイちゃんはどんな個性を見せてくれるか。