2009-12-31 クリスマスの夜に 詩 あなたはゆらゆらゆれながら そこに立っているだけでいい 100年に一度 天女が水浴びに来る そして 羽衣をあなたにかける あなたはそこにそうして 立っているだけでいい ゆらゆらゆれながら でも 倒れないで 立っているだけでいい 恥ずかしげな人ほど 早く死ぬのはなぜか やさしい人ほど 苦労するのはなぜか 二千年経っても 答えはない あなたはゆらゆらゆれながら そこに立っているだけでいい