『華氏911』
マイケル・ムーア監督の『華氏911』を久しぶりに見た。
見ながら、これは最近の、この国の状況に似ていると思った。
国民を不安な状態にさせる。貧困家庭の子どもたちを軍隊へと導く。
世界には、富裕層と貧困層がいて、そもそも貧困層の人の命を命と思わない。
なぜ、こんな異様な思想が生まれるのか。
この国の政治の世界に小池百合子が登場した時、何とも言えない気持ち悪さを感じた。そう、現在東京都知事の小池百合子だ。同じころ、高市早苗総務相が誕生した。こちらは「山姥(やまんば)」だと思った。これで終わりではなかった。杉田水脈や片山さつきが続いた。これにアソウやアベやスガやニカイ等々が前からいるのだ。
これはもう、ゾンビの世界だろう。
2001年の9・11以降、世界はゾンビに乗っ取られたのだ。
戦いをどう作っていくか?
「選挙で多数をとる」「粘り強く訴えていく」、野党といわれる人たちは相変わらずそう言っているが、そんな状況ではない、と思うのだが…。