久々の朗読会

2月以来の朗読会だった。
宮沢賢治の『注文の多い料理店』。
カミさんとも話したが、これは、中央から地方へ様々な名目でやってくる、いわゆる「役人」への、皮肉なのではないか。彼らは一様に権力と金を持って田舎へやってくる。そして、また、中央へ帰っていく。こんな役人(=公務員)は現在もいる。掃いて捨てるほどいる。
これは,賢治の25歳のときの作品だという。そう思って読むと、賢治が山猫に託した怒りのようなものが見えてくる気がする。