初夏


田植えが終わったばかりの田んぼと新緑の光景。


季節は巡る。
月は毎日姿を変える。

最近、啄木の歌を思い出すことが多くなった。

  やわらかに 柳あおめる北上の
  岸辺目にみゆ
  泣けとごとくに
     
    (記憶のまま)

悲しみは、啄木の時代よりももっと深くなっていないか。