希望、立つ。


 何のことかというと、年賀状の冒頭の言葉です。
 例年書いている「謹賀新年」や「迎春」、「明けましておめでとうございます」が、違うだろうと思えてきた。時とともに様々な状況は、悪くなることはあっても良くなることはないように見える。その中で正月もおめでとうもない。
 今年は「希望」をキーワードにしようとカミさんと話し合った。
 それで、「希望、立つ」なのだ。ついでに「立つ」からの連想で高浜虚子の俳句をそえた。

   春風や 闘志いだきて 丘に立つ

 踊っている女性たちの絵を入れて年賀状はひとまず大枠ができた。ぼくの仕事はここまでで、この後はカミさんが愛用の万年筆であて名を書き、メッセージを書いて完成。


 ロケットストーブで大根と豚の軟骨を煮た。
 ほぼ、半日がかり。

 下の写真はぼくが勝手に「残飯鳥」と呼んでいる鳥。庭に捨てた大根の皮や人参の皮やその他もろもろを食べに来る。冬場しか見かけないので、渡り鳥なのだろう。