災害列島


阿蘇山が今日爆発した。桜島も箱根も、導火線に火が付いた状態だ。去年は御嶽が爆発し、多くの人が亡くなった。

九州を襲った台風の後片付けも済まないうちに、関東から東北までの広い範囲で大雨となった。堤防が決壊し、濁流が市街地へ流れ込んだ。今日も行方不明者の捜索が続いている。
その最中、東京では震度5弱の揺れが襲った。

4年半前までならここまでだった。

今回の大雨はただの水が流れたのではない。大雨は、広大な森林に降り積もったセシウムストロンチウムもいっしょに押し流した。そして、その水が市街地にあふれたのだ。このことは、こん後長く記憶されるべきだ。

国勢調査の調査票が来た。今回は拒否しようとカミさんと話している。
だれも責任をとらない政治家と大企業と官僚に、田舎の片隅でつましく生きている国民がいようといまいとこの国には関係はない。ならば、こちらから「三下り半」を突き付けてやれ。怒りとともにそう思う。

明日のことは何もわからない。

写真は、道路に落ちていたオニヤンマの死骸。