オオイヌノフグリ


冬の間、花らしい花がなかった近辺に2月に入って初めて目にした花が、この「オオイヌノフグリ」だ。
もう少し可憐な名前が付けられなかったのかと思う。花そのものと名前があまりにかけ離れている。種子が、犬のふぐり(陰嚢)に似ているからとあるが、後付け、こじつけだろうとしか思えない。

娘が保育園のころ、「あっ、オオイヌノフグリだ」と大声で叫んだ時には慌てた。埼玉の団地だった。それ以来、「オオイヌノフグリ」は、大文字でぼくの中に刻印されている。