鶴岡のばあさん 3


 見えないものを作る

いつもいっしょにいるのに
見えないものって
なーんだ

鶴岡のばあさんは今日も元気でした

若い友人が一晩のライブ公演をつくろうと苦労しています。
フラメンコライブです。ギターリストと踊り手は福岡から来ます。カンテと呼ばれる歌い手は大分からです。これに、ガルシーア・ロルカの詩の朗読が参加します。
会場は40人も入ればいっぱいのスナックです。2部構成にしても、100人は入れません。
でも、彼女の中には夢がいっぱい広がっています。踊り手のためには、赤い色の舞台を作って、壁には花と、スペインの風土とフラメンコの写真を飾って・・・。
3月8日が公演日です。

彼女は、今はないけど、そのときにはあるものを作ろうと懸命です。

及ばずながら、手助けをします。