6月の最後の週の火曜日だった。カミさんがどこか落ち着かない様子で帰ってきた。 夜の道で子猫をひいたという。懐中電気を持って見に行った。子猫はバスタオルでくるまれて、後部座席にいた。口の周りから血が出ている。うずくまったまま、動こうとしない。…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。