街中ギャラリー初日


初日、金曜日ということもあって人出はイマイチ。
したがって竹とんぼの売れ行きも、イマイチ。

天気だけは上々で、露店日和。

夜は丸尾焼で懇親会。

のどの手術で声帯をなくしたおじいさんと筆談していたら、
「この人は、私らからしたら神様みたいな人です」という人がいて、その人は熊本の陶芸家協会の会長さんだと。
筆談で知りえた情報では、「神様」は、昭和13年愛知県常滑の生まれで、10歳のころから夏休みと冬休みに焼き物やで手伝いをしていたと。1983年、スイスで三か国語(英語、スペイン語、フランス語)で自分を紹介したパンフレットを出してもらったことがラッキーだったと。その後スペインでは7回の個展をし、ニューヨークでも数回、サンフランシスコでも個展をし、韓国では数えきれないということ。
しばらくして、「私は日本人には見られない」と書くので、それでは何人とみられるのですか、中国人ですか、と聞いたら、「宇宙人」と書いて舌をだした。

確かに、不思議な雰囲気を持つ老人だった。