詩・ファンタジー

たくさんのわたし

津波 蝶々だったらよかったなわたしは白いモンシロチョウ母さんは黄色い蝶々ひらひら飛ぶの波の上を向こうの丘の上まで ネルのねがい 「嫌いだ、嫌いだと思っていればさ、すぐに嫌いなものはやってくるんだ」木の上で、もしゃもしゃ髪のフランの声がしました…