九州の雨

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ネコたちの食事風景

それにしても、よく降る。

一年分の雨の半分の量がここ一週間で降った、とラジオが言っていた。

今回、前半の雨は人吉・球磨地方が中心だった。雨を降らせる雲は西から東へと移動する。つまり、東シナ海で発生した積乱雲は、まず天草にかかる。その後、不知火海を渡り、水俣や芦北を通って人吉・球磨に達する。

その後、雨の区域はやや北上して、長崎の島原半島あたりから有明海を経て、熊本の北部から福岡の南側に移った。山を越えたら大分である。これが中盤だった。

そして今、後半の雨が降っている。これは前半と中盤を一緒にしたような降り方だ。

 

こんななか、9年間一緒にいたネコのチビスケが、静かに死んだ。降り続く雨のために埋葬もできない。

いま、Twitter上では、大西つねき氏が言ったとされる「命の選別」が話題だが、ぼくは思う。その議論はあくまで人間だけで、動物は含まれていませんよね。だったら、正確に「人間の命の選別」として議論すべきでしょう、と。