イチミサンザン

なに、今日の夕方いつものスーパーでの買い物です。

今夜の夕食のカレーのルーとカミさんのためのヨーグルトとビスケットを買ってレジに行ったら、1333円です、といわれ、おもわず「イチミサンザン」ですか、と言ってしまったのでした。レジのおばさんはポカンとしていました。

あわてて付け加えました。

「あの、昔、語呂合わせで年代を覚えませんでしたか」

「イチミサンザンは、1333年で鎌倉幕府の滅亡とか、イシクニ(1492)見つけたコロンブスとか」

レジのおばさんはまだキョトンとしています。

「いやぁロッパ(1868)くん、明治だね、はどうです?」

レジのおばさんは、もう、泣きそうな顔をしています。

「あ、すみません。イチミサンザンは、アベ一味のことだったんですけど。今はわからなくてもいいです。来年になったら分かると思いますので、多分」

そーっと、スーパーを出ました。